「不安」の気持ちがあるからこそ失敗しないように準備できるんだと思います
未来に対して様々なことを考えると不安に思うことってありますよね
一般的に不安と言う感情はネガティブなもので良くないと言われています
株式会社 日向の鳥辺康則です
でも現実は人間が不安と言う感情を持っていたから、生き残れてきたと言う説があります
石器時代の人間は常に命の危険にさらされていました
いつ動物に襲われるか、いつ気候が急変するかわからず現代からすれば何でもないけがや病気で命を落とすこともありました
自分の身を守り生き抜くためには、自分自身や周囲の環境を常に観察しささいな変化・違和感に気づきそれが危険かどうかを見極める必要があったのです
そこで役に立ったのが「不安」という感情です
不安を感じることで、起こりうる危険に対し警戒したり慎重になったり備えたりすることができるようになるからです
つまり不安があったからこそ、人々は不安の種を取り除くために連帯し協力し合い懸命に働きさまざまなものを発明してきました
そうなんです不安と言う感情は私たちにとってとても大切なんです
実際に優れた経営者は不安症の方が多いです
不安に思うが故に失敗しないように準備をするのです
ですから不安を感じることをネガティブにとらえる必要もなければ不安をすべて取り除く必要もないかもしれないのです
というより人類が太古の昔からつきあってきた不安という感情を完全になくすことは、おそらくできないと思います
私たちが不安を感じるのは当たり前のことですし、適度な不安は個人においてはやる気の源ともなります
ポイントは不安とどう付き合っていくか?
そんな不安も大きくなりすぎるとストレスや負担になり様々な悪影響が及ぶことも事実です
我々が不安に思う未来の出来事が、実際には95%は起こらないと言うデータがあります
心配事の95%は取り越し苦労と言うことです
起こらないことに対して、我々は不安と言う感情抱いて悩み続けるのです
だからといって何もしなければいいと言うわけじゃなくて、その不安を和らげるために回避できる事は全てやるべきだと思います
事実ペンシルバニア大学のボルコヴェックらは「心配ごとの79%は実際には起こらず、 16%の出来事は事前に準備をしていれば対処可能である」との研究結果を発表しています
しかも今感じている不安は1年後にはほぼ確実に忘れていることも多いと思います
不安は人間が当たり前に抱く感情ではあるけれど、不安に思うことの9割は実際には起こらず今感じている不安も1年後には忘れている
それでも不安に思い考えすぎて、眠れない日が続いたり悩んだりするのであればどうしたらいいのか?
大切なのは1人で不安を抱えずに本音で相談してみることです
間違いなく悩みやすい人は不安を1人で抱えこの傾向にあります
それが良くないんです
その相談はSNSでつながっているたくさんの友達でなくていいんです
逆にSNS上でたくさんの友達を持つよりも、たった一人でいいので日頃から本音で相談に乗ってくれる人を持つほうがずっと大切だと思います
将来の不安でも、恋愛の不安でも、人に相談すれば何らかのアドバイスをもらえます
解決の方法を教えてもらえたり、場合によっては手助けしてもらえたりもします
さらに不安の内容によっては圧倒的な情報不足が考えられます
情報がないから不安に思うんです
正しい明確な情報があれば解決することもあります
大切なのは自らが情報取りに行くことです
ただし情報の中には陰謀説や間違ったものが多いので、気をつけなければいけません
結局はそれらの情報も頼りになる知り合いから得ることが大切かもしれませんね
結局はどこまでいっても、人が頼りになる存在です
そんなこと思ってブログを書きました
No comments yet.