さまざまな食品の中にもプラスチックが幅広く存在している事実が判明
先日書いたブログで、ペットボトルの水から膨大な数の微小プラスチック片が見つかった事実を書きました
多くの反響と驚きをいただいたみたいです
株式会社 日向の鳥辺康則です
まだ読んでない方はこちらを参考にしてください⬇︎
・ペットボトル飲料水に大量のナノプラスチックが混入していることが分かりました
https://117kirei.com/20240113toribeblog/
この中でのポイントは発見された90%以上はマイクロプラスティックではなくナノプラスチックだったということです
技術が進歩しより細かいナノプラスチックの検出が可能になったのです
当然マイクロプラスチックよりも小さいので人体の危険性は格段に上がります
今まではマイクロプラスチックは血管とリンパ管に侵入したと報告しされていました
しかしそれがナノプラスチック話は別なのです
免疫細胞が多く集まる小腸の壁を通り抜け、リンパ管や血管に入って行ってしまうのです
それによって腸内細菌を乱し腸に深刻なダメージを与えることがわかっています
そもそも今まではプラスチックは有害ではないと言う説が強かったのです
世界保健機関(WHO)は2019年、150マイクロメートル以上のプラスチックは糞便から直接排せつされて人体内部に残ることはないと発表したのが原因です
つまりプラスチックそのものは、体に影響なく体外に排出するとされてきました
しかしその後、プラスチックに含まれる様々な添加剤の中には有毒性のあるものが多数存在することが発覚したのです
プラスチックに柔軟性を持たせるために添加する可塑「フタル酸エステル」や「ビスフェノールA」などです
フタル酸エステルとビスフェノール類は、エストロゲン(卵胞ホルモン)などのホルモンの生成と調節を乱し出生異常・がん・糖尿病・不妊症・神経発達障害・肥満などのリスクを高める可能性があります
環境ホルモン作用すると言うことです
米消費者専門誌「コンシューマー・リポート」の報告書によると抜き打ちで検査したスーパーマーケットの食品とファーストフード85種類を検査したところ驚愕の事実がわかったのです
このうち84種類に、プラスチックに柔軟性を持たせるために添加する可塑剤「フタル酸エステル」が含まれていた。
また食品サンプルの79%から、プラスチックに含まれる化学物質である「ビスフェノールA」などのビスフェノール類が検出されました
ほとんどの食品がプラスチック汚染されていると言うことです
あえて商品名を挙げませんが、私たちが日頃口にしているスーパーマーケットで買う食材やファーストフード店の食べ物です
更にそれが何のナノプラスチックになったらどうなるのでしょうか?
そして今回はプラスチックに添加された添加剤の化学物質ではなくプラスチックそのものも、有害性があることがわかってきたのです
詳しく知りたい方はこちらを参考にしてください⬇︎
・ついにマイクロプラスチックの危険性が明らかに、ヒトの腸に深刻な障害をもたらす炎症が発生するとの実験結果
https://gigazine.net/news/20230806-microplastics-danger-intestine/
20世紀最大の発明と言われたプラスチックです
現時点では心臓や肺・血液・母乳などからのマイクロプラスチック検出報告が相次いでいます
マイクロプラスチックよりも桁違いに多いナノプラスチックが体内に入った場合健康への影響どれぐらいなるだろうか?
はっきりとした因果関係は調査中です
東京大学大学院工学系研究科の酒井康行教授によると、このような小さいプラスチックは小腸から血管やリンパ管に取り込まれ臓器に徐々に蓄積する可能性があることを指摘します
影響としては慢性炎症反応による臓器機能の低下などが考えられるそうです
20世紀最大の発明と言われたプラスチック
しかし21世紀に入り大問題が発覚しました
それは自然界では分解されないということです
何百年も何千年もの形を小さくして地球を循環します
そしてその結果として人間へ戻ってくるのです
つまりは自業自得ということです
それでも何とかプラスチック被曝から回避するための方法を私たちは模索してます
プラスチックを排除するのではなく共存共生する道です
興味ある方はご連絡ください
最後まで読んでくださってありがとうございます
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