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リサイクルペットボトルの不都合な真実とは?

日本はペットボトルのリサイクル率が世界で最も高いと言われています

日本でのペットボトルのゴミは、キャップをとって、容器を洗い流し、分別した廃プラスチックをゴミとして出していると思います

株式会社 日向の鳥辺康則です(^◇^)

2017年度の日本におけるリサイクル率は84.9%でした

欧州は41.8%、米国が20.9%であることを踏まえると世界的に見てもかなり高い数値だと思います

しかしその数値にはカラクリがあるんです

私たちがゴミ分別で出しているペットボトルはおおよそ2種類の方法でリサイクルされます

一つは粉々にされたプラスチックを再度製品の原料として再利用する

ペットボトルが形を変えてボールペンになったり、再びペットボトル製造の原材料に再利用されたりすることです

これを「マテリアル(材料)リサイクル」といいます

そしてもう一つは、ペットボトルを燃やして熱エネルギーとして発電すると言う方法です

これを「サーマルリサイクル」といいます

実は、ペットボトルを含む廃プラスチックのうち「サーマルリサイクル」として燃やされている比率は6割以上なのです

つまり多くの分別ゴミで出したプラスチックはただ燃やされているだけなのです

諸外国では基本的に「製品化」としてリサイクルしないとダメだと言うことで%が低いのです

つまり「サーマルリサイクル」は諸外国ではリサイクルと認められてません

なぜペットボトルの大半が燃やされているのか?

答えは簡単です

マテリアルリサイクルで汎用性のあるプラスチックを作ろうとするとコストが2倍以上かかるからです

石油からそのまま作る方がコストが半分以下なので燃やされるのです

またコストだけではなく、マテリアルリサイクルをすると無駄なエネルギーがかかってしまい環境負荷が増大してしまうのです

つまりリサイクルした方が環境に悪い影響が出ると言うことです

せっかく分別してきれいにプラスチックゴミを出しているのに結果は燃やされてるだけとしたらどう思うのでしょうか?

プラスチックを燃やすとダイオキシンが発生するのではないか?


1990年代に全国の焼却場でダイオキシンが撒き散らされていることが社会的問題になりました

その影響でプラスチックを燃やすと=ダイオキシンや有害物質が発生すると言うイメージが定着しています

ダイオキシンは、ゴミを300〜500度で燃やした際に発生します

当時の焼却炉は、朝に火をつけ夕方に火を消して帰ると言う形式で、添加して焼却炉を温めながらゴミを燃やすと言うことをやっていました

その間300〜500度の温度帯になるのでダイオキシンが発生したと言われています

あれから20年以上が経ち、実は今の焼却炉は常に800度以上出してゴミを完全燃焼しています

焼却炉は24時間体制で800度以上が出る仕組みになっているためダイオキシンの発生量は国の排出基準値の100分の1位です

また各自治体が設定した有害物質に対しての管理値が守られており、かなり厳しい管理体制の中でもやされています

意外と知られてないのですが、この20年間で劇的に進化してるのです

だからペットボトルを燃やして良いと言うことにはなりませんが、私たちが出したゴミは一体どのような形で処理されてるのかを知った方が良いと思うのです

焼却炉は一定の熱量を発生するためにプラスチックを開いて燃やしていることもあります

焼却炉に「助燃剤」としてわざわざ燃えやすいプラスチックゴミを出していると言うことなのです

水分量の多い生ごみなどを燃やすだけでは熱効率が悪いのでこのようなことをしていると言うことです

私は決してプラスチックを燃やすことに賛成するわけではありません

レジ袋削減もペットボトルのリサイクルも正しいと思います

しかし抜本的な解決にはなっていないのです

それどころか自分たちは良いことをしてると思い他の環境問題に注視しない人々が増えているとも感じます

日本人は「プラスチックは全て悪」と言う感情論に走りすぎて合理性を失っているのかもしれません

全体像が見えない中で1部のプラスチック削減だけをメディアが取り上げるのでしょうがないと言えるでしょう

最終的にはゴミを減らし、プラスチック製品を減らし、二酸化炭素を削減する方向へ行けば良いと思ってます

そんなことを思いブログに書きました(^◇^)

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