野菜や果物で「国産」は絶対に安心・安全と言えるのでしょうか?
学生たちにある質問をしました
それは「世界で最も農薬を使っている国はどこでしょうか?」
株式会社 日向の鳥辺康則です(^◇^)
学生たちの答えのほとんどは「アメリカ、中国」といった返答が返ってきました
逆に「世界で1番安全な作物を作っている国は?」と質問すると、9割近くの人が「日本」と回答してくれました
実は意外と知られてないのですが、日本は世界トップレベルの農薬大国なのです
中国や韓国とも変わらず、年代によっては世界で1番農薬を使用している国にも選ばれました
実はアメリカはずっと少なく、日本の5分1程度です
もちろんヨーロッパ諸国も日本よりもかなり低い数値です
日本人の多くは「国産が1番安全」と信じている事でしょう
でも農薬の観点から言えば本当にそうなのでしょうか?
2018年12月末にTPPが可決され海外の多くの国からたくさんの生産物が日本に輸入されている現実があります
さらに昨年アメリカとの貿易協定が結ばれたくさんの農産物が日本に入ってきています
実際に日本の農産物の輸入は飛躍的に伸びています
そして今後は間違いなくさらに農作物の輸入品は膨大な量として増えていくのです
そんな中で日本人の心理としては「国産は安全でおいしい。海外さんは何か薬が多そうで怖い」と信じていると思うのです
しかし実際は、フランス産やイタリア産の野菜などが店頭に置いてあれば、農薬の使用量は日本よりもずっと少ないんです
言いたいのは、国産がダメと言うことではありません
海外産がダメで、国産が良いと言う古い概念を捨てなければいけないと言うことです
国産の中でも自然農法や有機農法で栽培してるものを選ばないといけないと言うことです
しかし農薬だけで安全基準を選ぶのもちょっと心配です
なぜならばなぜ地球の裏側の野菜が鮮度を保ったまま日本に運ばれるのでしょうか?
それは収穫が終わった後の処理はポストハーベスト技術と呼ばれるものが急速に発達したおかげなのです
つまりポストハーベスト処理して日本に運ばれています
農薬の使用量等は公表されていても、ポストハーベスト処理の残留量とかは発表されていません
やっぱり国産か!と思われた方もいるかもしれませんが、このポストハーベスト処理はこの30年でかなり進化して来ているのも事実です
日本以外の国々では最新テクノロジーで農業問題を解決し、ものすごいスピードで進化発展してきています
日本だけが1970年代から農業鎖国に入り、ほとんどその頃と農作物の作り方が変わっていないのです
海外は驚くべき進歩を遂げています
農業革命や技術革新により画期的に農業が進歩してるのです
そんなことから言うと日本はもしかして農業後進国かもしれないのです
国産のお米は絶対に安心でしょ!と思ってる人にちょっと待って
外食産業を見てみると「国産米を使用しています」とわざわざ表示してる店もたくさんあると思います
お米に関しては海外から大量に入ってくる事は当分ないと思います
しかし国産米だからと言って絶対に大丈夫なのでしょうか?
つまりどんな国産米が使われているか一切開示されてないのです
なぜならば最近、農薬・化学肥料を販売する大手企業が、「コメ」を作り農家へ販売している事例が増えてきてるからです
化学薬品メーカーである三井化学は、「みつひかり」と言う品種のハイブリッド米を販売しています
このお米は収穫の多い「多収米」で、一般品種の5割増の収穫が期待できるお米なのです
このお米は大手牛丼チェーンで使用されたりもしています
また、住友化学も「つくばSD 2号」と言うお米を開発・販売しています
この品種の米はJAを通じて農家さんに販売もされています
安心して作って欲しい。生産量を増やしても、いくらでも買ってもらえる。
このようなことを言ってこの品種を使って米を作る農家を増やしていってます
コンビニ大手で使用されるお米なのです
ちなみに住友化学はモンサントの提携企業でもあります
モンサント社と言えば、発がん性濃厚なグリフォサート系除草剤を世界に広めた会社です
米国では被害裁判が何百件も行われており、それぞれ発売元の企業が負けています
つまり間違いなく有害だと言うことです
そのモンサント社も「とねのめぐみ」と言う品種の米を開発して農家さんに売っています
正直農家にとっては、収穫量が多くて、外食産業・コンビニ産業と言う大手需要筋まで確保してくれるまさに願ったり叶ったりであるのです
大手化学企業は、日本の農業の行く末を案じて米を開発・販売してるわけではありません
あくまでも自社の農薬・化学肥料を大量に売らんがための開発です
これらのお米は絶対にダメとは言いません
何が言いたいかと言うと、この商品の米はどんな米なのか?
絶対に安心安全なお米だと言い切れないのです
今後も遺伝子組み換えやゲノム編集された新種の米もたくさん開発されると思います
生産量が多く虫が付きづらいお米です
その安全性の開示はなされるのでしょうか?
そんなことを強く思い今回はブログに書きました(^◇^)
美と健康を通して地球環境浄化(^◇^)
地球の応援団長こと鳥辺康則です。
初めて私のブログをご覧頂ける方はコチラもご一読頂ければ幸いです。
》鳥辺康則(とりちゃん)の生い立ち
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