環境問題を考える人がお肉を食べてはダメなのでしょうか?
気候変動や環境問題を考えるグループやセミナーに多数参加しているとこんなことを言われることがあります
「お肉を食べてはいけません」「飛行機を乗ってはいけません」「電気自動車以外乗ってはいけません」などたくさんあります
株式会社 日向の鳥辺康則です(^◇^)
なぜならばそれらの行動は温室効果ガス排出に加担してると言うことです
環境問題のことを考えたり発言するのであれば、当たり前のごとくこれらの事はしてはいけないと強制されます
まるで環境汚染してるのが畜産や酪農の家畜が悪いみたいに言う人もいます
確かに大量の食肉需要が増えれば環境影響与えることも知っています⬇︎
https://biz-journal.jp/2020/03/post_149296.html
国連食糧農業機関(FAO)によると、世界の地区産業全体から排出される温室効果ガスはCO2換算で年間7.1ギガtあり、世界の排出量の14.5%に相当することが知られています
さらに、牛肉生産は飼料として穀物を大量に消費し水も大量に消費します
鶏肉や豚肉に比べて牛肉が飛び抜けて環境負荷が高いことが指摘されていることも知っています
最新のニュースでは、世界の畜産・酪農大手20社が排出する温室効果ガスの量が、ドイツや英国の経済活動による排出量を上回っていることが発表されています
そのうちの4分の1はブラジルの世界的食肉加工大手による排出だと言うこともわかっています
牛の胃で発生し、ゲップとして出されるメタンガスが問題と言われています
「メタン」は二酸化炭素と比べて25倍の温室効果があると言われているのです
世界中の牛などの胃腸から排出されるメタン量は、年間20億トン(二酸化炭素換算)と言われています
実に温室効果ガス全体の4%を占め、一つの国の排出量に匹敵すると言われています
そのことが報道され牛肉を食べる人は環境問題を悪化させる悪い人だと言うレッテルが世界で広がっています
その反面に「代替肉」などを食べる人は環境問題を考える良い人と言うイメージが広がっています
しかし多量の添加物が入っている「代替肉」が本当に体に良いのでしょうか?
https://biz-journal.jp/2020/03/post_149296.html
また、牛が気候変動を引き起こしている一番の原因だったり、環境汚染をしている悪者だということが本当なんでしょうか?
牛は地球環境汚すこともないし、ゴミやプラスチックを大量に排出することもありません
いつの日か人間が引き起こした地球環境破壊を家畜のせいにしてるとしか思えないのです
気候変動は地球環境問題の一つの側面でしかありません
まるでそのことだけをメディアが取り上げて正義みたいに言ってることもおかしいです
大気汚染・水質・海洋・土壌汚染・森林伐採・海の中のマイクロプラスチック問題・大量のゴミ問題・オゾン層破壊きりがない位たくさんの問題を抱えています
それら全てが家畜のせいなのでしょうか?
明らかに人間が問題であり、人間の利己的な欲と無関心が問題だと思うのです
地球上で人間だけが環境破壊をし続けているのです
そして肉を食う人間や飛行機を乗る人間を責めて分断を真似ているのです
確かに世界的食肉の消費は1960年以来2倍以上に増えています
そしてこのままで行くと2050年までにさらに2倍増える見込みがなされています
発展途上国で収入増により生活基準が上がっている影響によりお肉を食べる人が増えていると言うことです
散々過去にお肉を食べてきた先進国の人に、環境食肉税と言う課税をしたらいいだけです
お肉がダメではなく、お肉を食べる人は税金を多く払いなさい!みたいなことを考えれば良いのです
しかし食肉産業や飲食業からももう反発があり不可能だと思います
そもそも世界のお肉の3分の1がアメリカ人が食べてます🤣
だからお肉を食べない人は良い人
お肉を食べる人は環境問題を破壊する悪い人
と言う単純な理由で非難や否定をするその行為そのものが環境悪なのです
だからといってお肉をガンガン食べましょうとは言いませんし自分自身もやりません
現在の人間は生きてるだけで環境を汚すのです
それなのに1部の側面だけを見て自分が正しいと思い込み相手を非難否定する人が多いのです
地球環境をおかしくしたのは間違いなく家畜ではなく人間です
人間の意識が変わらなければ環境問題の解決にはなりません
そのためには他人を非難や否定してるようでは何も解決になりません
そんなことを強く感じてブログに書きました(^◇^)
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