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最近よく聞く「グリーンウォッシュ」とは何なのか?

英・スコットランドのグラスゴーで開催されているCOP26もいよいよ大詰めです

2015年に決めたパリ協定をベースに各国がCO2を含める温室効果ガス排出削減をかけて取り組んでいます

株式会社 日向の鳥辺康則です(^◇^)

しかし実際は、2020年地球の大気中の温室効果ガスは過去最高値になりました

2021年CO2の排出量はコロナ前の水準に戻ることが決まっています

様々な国が都合の良いことを言ってるだけで、実際には何も削減できてないし温暖化は全くストップしていないと言う現状です

これに対して環境活動家のグレタ・トゥンベリーさんは次のようなことを言っています

COPはもはや気候変動対策会議ではない。いまや北半球のグリーンウォッシュの祭典だ。2週間続けられるいつも通りのBlah Blah Blah(くだらない、くだらない、くだらない)の祝福。最も影響を受ける地域の最も影響を受ける人々の声は聞かれない。未来世代の声はグリーンウォッシュと空虚な言葉と約束の中に溺れている

何度もグリーンウォッシュと言う言葉を使い、COP26が失敗に終わっていることを痛烈に批判しています

つまり環境問題に取り組んでいるふりをして、実際にはほとんど何も結果を残せてないと言う現状です

グリーンウォッシュとはどういう意味なのでしょうか?

グリーンウォッシュとは、環境を意味する「グリーン(緑)」と「ホワイトウォッシュ(ごまかし)」を組み合わせた造語で、政府や企業が環境対策に取り組んでいるように見せかけるだけで実際はそうでないことを示す言葉なんです

日本でもエコをアピールする製品が増えていますが、実際は形やPRだけで中身が伴ってないものに対して使われたりもします

「環境にやさしい〇〇」、「生分解性の包装」、「ナチュラル〇〇」、「オーガニック〇〇」、など最近いろいろなところでエコやサスティナブルに関する宣伝広告やPRが増えています

そのこと自体は良いと思うのですが、本当にそうなのだろうか?と思うことも多いです

大量の化学物質を使っているシャンプーや化粧品メーカーが容器がサスティナビリティだと言ってPRしています

中身の成分に触れる事はありません

多くの化学物質を使っている日用品もそうです

家庭用洗剤や洗濯用洗剤は、エコのようなイメージで洗練されてるものも多いですが中身は化学物質です

ましてや「エシカル」や「ゼロエミッション」などの言葉を使うと環境に配慮した素晴らしい商品や企業だと言うイメージを与えてしまいます

どんな業種でも環境問題抜きに進んでいける業界はありません

30年以上前から環境問題に取り組んでいる会社だから言えることだと思います

でも大きな目で見たら消費者が環境問題に関心を持ってくれるので悪い事でもないかもしれません

でもあまりにも製品の中身には触れず側だけ(容器やチラシ・PR)だけに翻弄されてるような気がします

大量の化学物質や添加物を使い環境破壊や健康害することを推進してる会社がエコだと主張しています

戦略的なエコ事業ではなく、本当に環境問題を解決する方向へ消費者を導くような商品や企業努力が必要な感じがします

私たちが取り扱っている商品が絶対に間違ってないと言う主張ではありません

容器もまだまだサスティナブルな形になってないし、中身もさらに改善していく予定です

そんなことを感じてブログに書きました(^◇^)

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